自分の強みは「プログラミングができること」。でも、ホントはもっと奥深くに本質的な強みが隠れているのかも。
強みの本質を一段も、二段も深堀りして考えてみることで、本当の自分の強みに気づき、その強みを活かす道を見つけた事例を紹介します。
起想ゼミに参加した当初は、自分の強みは「プログラミングができること」と回答。理由は、プログラミングを勉強したから。
振り返ってみると、表面的な「スキル」を強みだと捉えていたようです。
勉強したからプログラミングが得意なのは表面的な話。そこにたどり着くまでの過程に本質があるはずです。
「機会」が落ちてくるところにポジショニングし、その機会を無駄にしない。
プログラミングを覚えたきっかけは、中学生のときにとあるイベントで iphone のアプリを作ったことでした。興味を持ったら即行動し、とにかく機会を見つけてはチャレンジする。プログラミングに興味をもったことは結果であり、その感性・感受性と行動につなげられたことこそが強み、だと気付いたようです。
考えてみると、機会を活かしてきた結果が「今」を形作っているのかもしれません。
ポリグロット (多言語話者) であることも、切磋琢磨する友達が多いことも。
機会を逃さず、積極的にそれを活かせることが強み。だからこそ、博識・多才な今の姿があると言えそうです。
一方、「機会を活かすことが強み」だと考えれば、その機会を活かして、マルチタレントな活躍が期待できます。
今は「社会課題に対する意識」にフォーカスしています。特に興味があるのは「文化資本」。この言葉に行き着いたのも、社会課題に興味持ち、関連するニュースが自分に集まってくるようにしてきたからでした。
機会を活かして積み上げてきたものを活かしながら、今は、社会課題解決のパイオニアとしてグローバルに活躍することを目指しているとのこと。
今後の幅広い活躍が楽しみですね。
大局的・俯瞰的に方向性を定めることはキャリア戦略を考える上でも重要です。
もっと深く、強みの本質を捉えることで、その強みを活かす機会も大きく広がります。